島全体で体験する at あわしまマリンパーク
手軽に離島を楽しみたい人、動物や自然に触れたい人におすすめ。
緊急事態宣言が解除されてからというもの、月1くらいのペースで静岡県沼津市を訪れています。沼津はアから始まってジで終わる魚をはじめ、海産物全般が美味い。クラフトビールなんかも豊富でそれだけでも行く価値のある街だと思ひます。実際酒場はしごするために泊まったこともあるし。
そんなこんなで頻繁に訪れるようになった沼津ですが、きっかけの一つとしては、沼津駅からバスで30分ほどの位置にある小さな離島「淡島」。離島って、RPGでいう特殊な乗り物を手に入れないと行けない場所感があってワクワクしません?FFとか特に。
本土のすぐ目の前
淡島 is 何
見ての通り島なのだが、元々は海底火山の地下にあったマグマの通り道が隆起し浸食されて残ったものだそう。島のあちこちで浸食跡が見られます。地質学?には疎い。
現在は島全体が体験施設「あわしまマリンパーク」となっており、またリゾートホテルも併設されている。一度は泊まってみたいですね。
いざ上陸
目的地は離島なので、本土の船着場から船で向かうことになります。かつて本土とロープウェイで接続されていた時期もあったようですが、今後再開する気配は無さそう。
船旅を楽しみたいところですが、いかんせん目的地は目の前にあるので3分ほどで着いてしまいます。天気のいい日は富士山がはっきり見られるので、そちらを楽しみましょう。
水族館と意味深な領域
島側の船着場に到着すると、 水族館と何かが居そうな領域が目に入ります。
ヌン
海の一角を仕切った領域にはバンドウイルカが泳いでいます。 水族館の目の前が観覧席となっているので、要するにここでイルカショーを行っているわけです。
富士山をバックに撮ったり(このアングルは観覧席からでは撮れません)。色々な場所でイルカショー観てますが、やっぱイルカってすごいですね。
水族館
水族館施設は1階と2階のエリアに分かれていますが、主に沼津の眼前に広がる駿河湾の生き物を展示しています。駿河湾は日本で一番深い湾であり、深海生物の宝庫でもあります。エビとか美味い。
展示されている生物は、実際に捕獲したものが中心です。特に2階のエリアでは捕獲・搬送するまでの過程を知ることができ、その過酷さが伝わってきました。深海生物を中心に展示している水族館はそんなに無いと思うので、興味のある人は是非。
全部ウニらしいです
オオグソクムシ(上)と見辛いヤマトトックリウミグモ(下)
触れます
そして、たまに展示場に姿を見せるのがウミウシ。
あわしまマリンパークのマスコットキャラクター「淡島うみね」ちゃんもウミウシがモデルですが、大元のアオウミウシはあまり展示場に出現しません。マリンパークのSNSで随時確認しましょう。Twitterは「しまたろう」です(こちらもあわしまマリンパークのキャラクター)。
かわいい。
リアルウミウシは雌雄同体ということで、この外見ながら性別は雌雄同体を謳っている。ロマンですね。
カエル館
カエルの展示種数は日本最大級!すごい!
私はカエルが苦手なので1回しか入ったことないです。
館内は…ご自身でお確かめを……
個人的にはサドガエルが見れて良かったです。
一部の種については、通販で生体販売もしているようですね。
島内ぶらぶら
小さい島なので、30分程度でぐるっと一周できます。途中、ホテルの敷地内へと通じる道もありますが、宿泊客以外入ってはいけません。
イルミネーショントンネル
淡島神社への入り口。脚に自信のある人は登ってみよう
島の動物たち
みんな大好きペンギンさん。水族館横にはフンボルトペンギン、カエル館奥に進むとケープペンギンが見られます。
あとはアシカ、アザラシ、ウミガメ等。
野鳥観察。
普通の水族館に飽きた方へ
路線バスのアナウンスでよく聞くフレーズなんですが、まぁこんな場所そうそうないですよね。年中なにかしらイベントやってるし、島をぶらぶらするだけでも楽しい。沼津に来た際は、一度寄ってみると良いです。
ちなみに沼津駅から行く場合、最寄りのバス停は「マリンパーク」ですが、ひとつ前の「長寺」で降りると少し運賃が浮きます。長寺も船着場にかなり近いので、スクールアイドルのアナウンスが聞けなくてもいい方はこっちで降りた方が得です。どうでもいい情報。
おまけ
飯。
島側のレストラン「離宮」にて
美味しゅうございました。