四国ふらふら動物園遠征(後編)
前回までのあらすじ
四国水族館オープンに合わせて遠征を決めたが、直前になって諸般の事情により延期となり途方に暮れていたところ、神からのお告げにより遠征は決行。予定になかった場所やそもそも四国じゃない場所に行ったりと事前の行動計画は破綻しまくり。香川県まじでうどん屋しかねえなぁ。
4日間の四国遠征で、前回記事では2日目までの行動を書いた。ということで早速続きをば。
3日目
前日に愛媛は松山まで移動したのでここからスタート。ちなみに最寄りは松山市駅。路面電車初めて見たよ、路面電車でいいのかなあれ。
この日の予定はとべ動物園一か所だけ。松山市駅からバスで20~30分くらいだったかな、便も30分に1本と田舎暮らしの長い自分にとってはすごく良心的な本数。
最寄りのバス停からは少し離れているが、道中にはいくつか動物の足跡がプリントされており、それを辿って行った先で誰の足跡なのかを知ることができる。少年少女たちはそれらを楽しみ、自分はそれに行く手を阻まれる。
10時ちょっと前に来たら結構人がいた
早速園内を散策すると…
野生のアオサギ…
以前天王寺動物園行ったときもそうだったけど、西日本アオサギ多くない?気のせい?
野鳥観察はこれくらいにしておいて…
ホッキョクグマのおケツ。
くまくまスタンプ
展示場に居るのはピースという名前のホッキョクグマで、とべ動物園の象徴的な存在。生まれてからすぐ人の手で育てられた個体で、昨年20歳の誕生日を迎えた。県民ならみんな知ってるホッキョクグマらしい、、、地元を思い出すなぁ…
獣舎裏の屋内展示場にはビントロングが。
この時初対面だったので動いているところを見たかったが、結局この日はずっと寝ていた。夜行性だからね。
ちなみに2月の時点でビントロングの赤ちゃんが誕生し、まだ展示場デビューしていないが元気に育ってるとのこと。今後が楽しみですね
輪っかの模様に点々が入っているのがジャガー
名前は卯月佐助(うづきさすけ)という天王寺動物園生まれの子で、日本平動物園にいる卯月小助(うづきこすけ)とは双子の兄弟。通りで名前に見覚えがあると思ったら…
もっちり
サーバルキャットのティアちゃん
この日は展示場に居なかったが、とべ動物園にはユカちゃんという名前のサーバルがいる。苗字は尾崎ではない。
美しいものにはなんとやら。
良い表情だ…
パプアヒクイドリ
東武動物公園等で飼育されている一般的なヒクイドリとは、首元の赤いひだで見分けが付けられる。ちなみに隣のスペースに普通のヒクイドリもいた。来た際は見た目を比較してみよう。
鳴き声も違うらしいが、そもそもヒクイドリの鳴き声聞いたことある人はどれだけいるのだろうか…。
敷地内の一角から。
とても落ち着いた雰囲気で過ごしやすい動物園でした。帰り際にはピースの周りに人だかりができており、愛されてるんだなぁとしみじみ思いました。
撤退後は次の移動まで時間があったので、松山市駅周辺を散策。蛇口から出るみかんジュースやらミュージアムやらを周った後、次の目的地は高知まで移動した。とても居心地の良い街だったので、また来たいねぇ。
4日目
高知!
Twitterアカウントがすごいことで有名?な桂浜水族館に行ったぞ!
高知駅前からバスで30~40分くらい移動し、桂浜に到着。
目の前に広がる広大な海と正反対の方向に水族館がある。
営業してるのに人が全くいないことを自虐してるイメージが強かったがために、この日はそれなりに人がいてTwitterとのギャップを感じた。。。まあ賑わっているのは良いことですよ。
草
館内には至るところにおとどちゃん(桂浜水族館のマスコットキャラクター)が。たまに出勤してるらしい。
展示は至ってまじめ
楽しい
個人的にめちゃくちゃ好きだったのが、魚の解説。大抵の水族館は生息地とか生態とかを解説パネルに書いているが、桂浜水族館ではほとんどの水槽に「食べられるのか、食べると美味しいのか」といった「食」に関する解説が書かれている。
自分もそうだけど、水族館で魚を見ると「美味しそう」って思う人結構居るんじゃないんですかね。大抵の場合はそこで終わるけど、解説に食べ方とか書かれてたらそりゃ足止めて読んじゃいますね。読んじゃいましたね。お魚食べたくなった。
海獣エリア
おとどちゃんのモチーフであるトド(で、合ってる?)
鳴き声がとても迫力ある。
私は君たちの仲間を刺身で食べたことがあります。
ごちそうさまでした。
愛
最終課金場(売店)で出会ったおっさん
二人残っていたので片方を外の世界に連れ出した。
小さな水族館の中には、来館者を楽しませるたくさんの工夫や愛が詰まっていた。ペットボトルを再利用したろ過装置なんかも、できることからコツコツとやっていく姿勢は見習いたいですね。やっぱり人、たくさん来てるじゃないですか。
正午、桂浜を後に高知駅に向かい、そのままのいち駅へ。
遠征最後の目的地は、のいち動物公園。のいち駅から30分ほど歩いた先の高台にあり、家族連れが多くとても賑わっていた。
ここでは3種類のカワウソを飼育している。
ユーラシアカワウソ
ツメナシカワウソ
ツメナシカワウソは国内だと、のいちと仙台うみの杜水族館、伊勢シーパラダイスの3か所でしか見ることができない。3種類とも展示スペースが近いので、それぞれ比較してみるのもいいかも。
ハイエナがかわいいだけ
動かない鳥とはなんだったのかというくらい、この日は活発だった。まあそういう日もあるさ。
閉園間際
ゆっくりと自室に戻り、
食を嗜む。
かわいいですね
のいちを後にし、これにて4日間の四国遠征は終了。
初めて四国に降り立って、見知らぬ土地を移動して、たくさんの動物や美味しいものに出会えて、楽しかった。世間は暗いニュースばかりで自粛モードが漂う中、四国水族館もオープン延期になったけど、思い切って遠征決行してよかったと思いました。四国の鉄道は思ったほど利便性が良くないこともわかりました。ICカード使えないとか無人駅とか、まるで秋田じゃん。
イベントの中止や一部施設の閉館をしつつも、人々を迎え入れてくれる園館さんたちに改めて感謝したい。こんな世の中でも「楽しい」が見つかる数少ない場所なので、何度でも足を運びたいし、いくらでも課金したい(いくらでも課金したい(いくらでも課金したい))。
四国水族館オープンしたらどうしようかね。松山から福山まで高速バスが走ってるみたいなので、広島→愛媛→香川みたいな流れがいいかも。
世の中が落ち着いたら行きませう。
おわり
おまけ飯
とべ動物園のレストラン
朝食べてなかったのでがっつりめ。じゃこ天美味~
高知駅近くの居酒屋
清水サバの刺身をいただく。サバを刺身で食べるのは初で、噛み応えのあるしっかりとした身が非常に美味であった。
のいち動物公園レストラン
しらすたっぷりで激うま~
遠征最後は炙り清水サバ寿司
見た目にインパクトがありすぎる。美味しいが一人で食べるものではなかった
大変美味しゅうございました!
四国ふらふら動物園遠征(前編)
したかったんだけどね、いや一応したんだけどね。
コロナウィルスの影響で色々と予定が狂った。
遠征期間は2020年3月19~22日の4日間。
関東圏をはじめ、全国の園館さんが休園という判断をしている中、四国圏は一部イベントの中止を発表しながらも営業は続けていた。ありがてぇ
しかし、3/20にオープン予定だった四国水族館。直前に香川県で初のコロナウィルス罹患者が出た影響により、オープンは延期。今回のメインだったので非常に残念だったが、直前で遠征中止するのもなかなかキツかったので、マスクや消毒等万全の体制を整えていざ四国へ。
1日目
とりあえず香川は高松に到着。人生初の四国上陸ですわ
よく見たら顔が描かれてる
最初の目的地はしろとり動物園。
高松駅から各駅乗って1時間くらいだったかな。讃岐白鳥駅で降車してから3kmくらい歩いたところにそれはある。
園内の大半の動物たちには別売りのご飯をあげることができ、また動物の赤ちゃんとの撮影イベントがあるらしい。しかもトラとかハイエナとかそういうレベル。遠征時はみんなもう大きくなったのでやってなかった。
白鳥で「しろとり」なんだね
往路から見た風景。なんだか良い雰囲気
早速入園。このとき開園してすぐだったので人がいない
入園してすぐ目に入ってきたのはハイエナの赤ちゃん!かわいい~
園内ではブチハイエナを飼育しているので、おそらくブチハイエナの赤ちゃん。ぶち模様がないので見たときホントに?ってなった。
トラの戯れ
入口から見えるトラ舎に居るのは、みんな生まれて1年も経っていない子トラたち。
大人たちは裏側の猛獣舎にいた。たくさんいた。おしっこ飛ばしてきた。
往路から見た手前の池近くにはカモさん方。
ご飯もあげることができたはず(結局この日は動物たちのご飯買ってない)
そして自由すぎる動物たち。
園内ではウサギやクジャクが放し飼いされており、こんな光景も見ることができる。
なんだこれ…
カラス除けの上に降り立ったり羽を広げて威嚇?したりとやりたい放題。
他のクジャクと一緒にキョアーオ共鳴したりも。クジャク、お前ら…
園内で放し飼いされてるクジャクの様子。別の展示スペースに侵入してやりたい放題だった#しろとり動物園 #クジャク pic.twitter.com/88wRUjUYvL
— のぞむ☕ (@Nozoomki) 2020年3月19日
唯一参加できた園内イベントはコツメカワウソとの握手。おててがぷにぷにで幸せになれます。
出口でクロトキやわんちゃんたちに迎えられながら退散。
このときまだ昼前で時間が有り余る。
しろとり動物園行く以外何も考えてなかったので、プランになかったとくしま動物園へ急遽向かうことにした。そろそろ1ヶ所で一日過ごすの前提で行動計画立てるのやめない?
滞在時間長く取りたかったので特急に課金して徳島駅へ。しかし、動物園までのバスがほとんどなく結局待ち時間が発生することに。まあ仕方ない
ようやくバスの時間がきて乗り込み、とくしま動物園に到着。急遽決めたので事前に情報調べる余裕もなく(スマホのバッテリーもなく)完全に初見で入園した。
わあいみんな大好きバードケージだ!!!!!!!!
ショウジョウトキ「フラミンゴちゃうで。」
閉園近かったのであまり長く滞在できなかったのが残念。
カンムリヅルだらけ。
動物園のロゴマークもカンムリヅルっぽいシルエットなので、イチオシってことなのかな。
カワウソの大あくび。
おキツネ様に見られている
キリンやゾウ、ホッキョクグマなんかは時間の都合ですでに展示場からいなくなってた。セイロンゾウとは一体…
ということでサバンナエリア。カピバラしかいねぇ…
展示場をとことこ歩くシンリンオオカミ
閉園10分前くらいにペンギンの居る展示場へ
ご飯中だった
時間が無く駆け足で回っちゃったけど、楽しかったですね。バードケージもっと居たかった。
四国限定おへんろ。デザインのコーラを嗜みながらバス待ち。
おへんろ。は知らない
ばーい
無事宿に到着し、ココイチで野菜カレー食べて1日目終わり。
2日目
四国水族館…しゅこくんは何処……
初めに行った通りオープンは延期となったので開いてない。
ということで2日目終わり
…ではなく他のプランを考えることに。結果、この日は岡山の池田動物園に行くことにした。もう四国遠征じゃないじゃん…
四国水族館の最寄り駅である宇多津駅から1時間くらいで岡山駅に行ける。そこからさらに2kmくらい歩くと、閑静な住宅地の中にひっそりとそれはあった。
園内は鉄柵の展示場がほとんどで、解説パネルのフォントからもどこか昔懐かしい雰囲気を感じた。
気になるペリカン
ホワイトタイガー
名前はサンといって、東武動物公園生まれの個体とのこと。前は他の園館で飼育されており、最近池田動物園に引っ越してきた。近くにサンと飼育スタッフの奮闘記が描かれたパネルがあるので、見てみると良いと思います。
おねむのブチハイエナ
額ケガしてる?
そしてここではタヌキの白変種に会うことができる。前出のホワイトタイガーと同じように、体毛などの色素が少ないために、見た目が白くなった動物を白変種と呼ぶ。
ホワイトたぬぽん。。。
こゆきおばあちゃん。。。
長生きしてね。
超危険な生物の展示場
外出は自粛するんだなも
園内は高低差が大きく坂道が多かった。足腰が鍛えられますね。
珍しい白変種との出会いもあり、予想してた以上に楽しめました。
2日目は1園だけで終了。
岡山を後にして高松に移動し、松山行きのバスの時間までぶらぶら。まじでうどん屋しかなくて困った
瀬戸内海に沈む夕日は綺麗だった
そしてバスが来る前に腹痛でトイレに駆け込む。無事バスの時間に間に合い、松山へ移動し宿に到着。
四国水族館にはいつ行けるだろうかとか考えながら、2日目が終わりました。
後半に続く。
おまけ飯
徳島駅でチキン南蛮定食
東日本民からすると出汁が薄い。でもおいしい
冬の佐渡遠征と島から出られなくなった話
自然には敵わないねぇ。
2月の22日~24日の間、トキを見に佐渡に居ました。
両津港佐渡汽船にて出迎えてくれるサドッキー。最近クチバシの手術をした
この時期のトキは繁殖期のため、↑ や数多のトキグッズ・イラストに見られるトキとは少し外見が異なり、顔のまわりが黒っぽい。顔は赤いが首まわりの地肌は黒く、繁殖期になるとそれが厚くなってポロポロ剥がれるのだが、それを顔に塗りこむことで黒っぽい外見になる。羽が黒く変化したのではなく、黒いお化粧をしているのですね。
繁殖期にこのような行動をする鳥はトキだけらしく、なんとも不思議な特徴を持っていらっしゃる。
そんなトキを見に、いつものように?トキの森公園へ
前回の遠征で年パスを購入したので入り放題です
トキふれあいプラザの勇気とさくらペア(お顔真っ黒!)
既に擬交尾等々確認されており、良い感じだそう?
もっと近くで…
ドジョウを獲る瞬間
トキのくちばしには神経が通っており、水中などを探してくちばしに触れたものを獲る。獲るまではいいが、食べるまでがへたくそなのでよくリリースする。
トキは肉食性であり、ドジョウの他昆虫も食べる。カメムシを食べることもあるそうで、嗅覚はそんなに良くないのかな~と思った。
ちなみに、トキの森公園そばのデコイが置かれている場所で野生のトキに遭遇した。
朝一で来た時に観察できたが、やはりここには良く来るらしい。
野生のトキが自分の田んぼに来る来ないで盛り上がっていたスタッフの方々が印象に残った(来るとうれしいんだって)。島民の生活の一部にトキが入っていることのすばらしさよ。
まさに「トキとの共生」
とりあえず目的は達成したので、あとは帰るだけ。
で、ここまでが2日目までの体験で、本当は2日目に佐渡を離れる予定だった。
帰る当日、日本海側は強風と大しけで荒れており、結果帰りのフェリー(というか帰る日のフェリーすべて)が欠航となってしまった。
佐渡から出られなくなった!
— のぞむ☕ (@Nozoomki) 2020年2月23日
死
あちゃー、となっていた自分に対して、
「トキ交流会館に泊まってみるといいよー」
とスタッフの一声。
一般的なホテルほどアメニティが充実していない+周辺にお店が無いという不便さはあるが、格安で宿泊できるっぽい。この機会に泊まってみた。
困ったときのトキ頼み
早速部屋に入ると、そこは和室…!
かわいい畳
そして電波が全くつながらない…!部屋によって電波状況が異なるっては聞いてたけど、自分はずっと圏外だった。
一応近くに銭湯はあるものの、バストイレ付きの部屋に泊まったので使わなかった。特にやることもないのであたたかいお布団でおやすみなさい。
そしてトキの鳴き声で朝を迎える贅沢。
おはようございます
天気は回復し、無事フェリーも出航しました。生きて帰ってこれた。
3日間風雨に曝され、 帰りのフェリーは出航するも揺れで船内が地獄と化し、散々な遠征になったなぁと。でもやっぱり佐渡っていいね。
お次は4月のトキマラソンで。
おまけ佐渡飯
安定のまるいし
よろこんで
ブリの香味ステーキ定食
エビチリ定食
大変美味しゅうございました。
おまけ2
なんかあった
なんかあった2
(..◜ᴗ◝..)
あけました2020 at 男鹿水族館GAO
明けましておめでとうございます。2020がやってきましたね。
昨年は動物園・即売会尽くしで、多少生産的な活動ができた一年だったと思います。界隈の方々には大変お世話になりました。
今年も何かしらイベントに参加しつつ、教養として色々な知識を増やしていく所存でございます。年明け一発目でGacktさんがとても良いことを話されてましたね。知識のアップデートは心掛けていきたいです。僕はMALICE MIZERも好きです。
話は変わりまして、私は今秋田の実家に帰省しています。秋田の動物園といえば記憶にも新しい、エンリッチメント大賞2019にノミネートされた大森山動物園ですが、1/4から休日のみ開園する雪の動物園が始まります。
2020初動物は大森山を予定していたのですが、実家のカッチャマがGAO行くか?と聞いてきたので二つ返事でOK出して行ってきました。
GAOとは秋田県男鹿市にある県内唯一の水族館なのですが、アクセス難易度が高いことで有名?です。有名なのでしょうか。以前Twitterで桂浜水族館さんがこんなツイートをしてたことを思い出しました(勝手に引用してごめんなさい、そのうち行くんで許して)。
【水族館悪セス王決定戦】
— 桂浜水族館 公式 (@katurahama_aq) February 15, 2019
あなたが思う「施設自体はめちゃくちゃおススメなのにアクセスが死ぬほど悪い」水族館はどこですか?できればその理由も教えてください。
回答理由例「陸の孤島にある」「バスの便が死滅的」「乗り継ぎがたこ足配線並み」「最寄りの駅から歩けば粉砕骨折するくらい遠い」等
リプライにGAO挙がってますね(わかる)
ということで新年初動物はGAOになりました。よかったね
実質初詣。
ペンギン水槽前のペンギン社におみくじがあったので引いたところ、大吉が出たので新年早々縁起が良いマンになりました。うちは初詣に行くという習慣がなく、おみくじも引いたことがなかったため、おみくじを結ぶ結ばないでググったりしていました。ためになったね。
ホッキョクグマの豪太君は展示場でのんびり。
ユキさんは出産準備のためバックヤードにいるとのこと。
ふわふわのくま
立派なお父さんになれることを願います。
遅くに来たのですぐ退散しましたが、やっぱり地元は良いですね。アクセス難なんとかしてくれ、、、と思いつつ、なんだかんだGAOが好きです。年内にもう何回か行けるといいですね。誰か連れてってくれ
ということで、本年もよろしくお願いいたします。
今年もおつかれさまでした2019
もう2019年が終わるんですね2019。
今年を振り返ると、ひたすら動物関連の場所行ってコミケの原稿書く一年だった気がします。また、日本の動物園の現状を知ったことで、動物園に対する考え方に変化があった年でもありました。
ただ闇雲に動物園に足を運ぶだけでなく、何か学びを得ようと書籍を購入したり、講演会にも積極的に参加して、自分もこの業界に貢献できることはないか模索していました(一番手っ取り早いのは寄付ですが)。まずは自分で見て知って、それを伝えることを意識してTwitterに写真や記事を載せてきました、コミケで動物園紹介本を出しました。
「見ている人は見ている」
秋田市大森山動物園の柴田飼育員さんがよくこの言葉を使っていますが、行動しないとそこで終わります。これからもできること探してやっていきませう。
一方で、学生時代一緒に発狂してた周りの友人たちは、立派に真人間になって仕事やら飲み会やら、××やら人生を謳歌しているようです。とても良いですね。
自分が動物園探訪始めたのもつい最近のことなので、傍から見ると何やってんだコイツみたいな感じになってんじゃないんですかね。けものフレンズお前のせいだぞ
ということで今年の動物関連あれこれまとめをやっていきます
行った場所・参加したイベントetc...
行った場所
秋田県
・大森山動物園
岩手県
宮城県
・仙台うみの杜水族館
新潟県
・佐渡トキの森公園
茨城県
・アクアワールド茨城県大洗水族館
埼玉県
・智光山公園こども動物園
・キャンベルタウン野鳥の森
東京都
千葉県
・我孫子市 鳥の博物館
神奈川県
静岡県
愛知県
大阪府
・海遊館
兵庫県
岡山県
・岡山県自然保護センター
イベント
・大哺乳類展2
・マンモス展
・恐竜博2019
・絶滅動物研究所
・いきものフェス
講演会
・川端裕人さん×本田公夫さん「動物園から未来を変える ニューヨーク・ブロンクス動物園の展示デザイン」トーク
・つどえ オロロ~ン!
・エンリッチメント大賞2019表彰式
その他
・米とサーカス
・昆虫食 TAKEO
…こんな感じですね。
行った回数でいうと、東武7回が最も多く、次いでかさりん6回でした。年パス買えや。
唯一悔やまれるのは、台風の影響で石川遠征を泣く泣くキャンセルしたことです。今年は週末に台風多かったですね。自然には勝てません…
来年は、3月に四国水族館がオープンするので、それに合わせて四国遠征しようと計画しています。あとは天売島行きたいですね。
また、近年はエンリッチメントが各園館さんに浸透しつつあるので、その辺の取り組みにも注目したいと思います。
即売会は体調考えて出るか決めます。。。原稿作業が私生活に影響ありまくりで心身共に疲弊してたのでかなり厳しい、てか新刊ポンポン出すマン化け物では?
ということで来年もやっていきませう。おわり
冬のフライングメガドーム探訪 in 日本平動物園
最近日本平動物園推しがすごいんだけど、埼玉⇔静岡を日帰りって結構きつい。
12月21日、この日は「フライングメガドーム」という巨大なバードケージを目的に新幹線(片道だけ)予約してまでやってきた。来たついでに年間パスポートを購入したら、ちょうど年パス持ってる人向けに記念カレンダー配布してたみたいでラッキーでした。懐かしのてらだおねえさんからいただきました。
さて、このクソ寒い時期にこんなクソでかい鳥かごに来た理由ですが、そこにバードケージがあるからというのはまぁ正解です。
日本平動物園は、園内に坂道が多く高低差が大きいという特徴があります。フライングメガドームは最大高さ15mほどらしいのですが、ドームを上から見下ろせるスポットがあると聞けば、どれほど高低差があるかは想像しやすいかと。膝がやばい
※坂道の奥は猛獣館299。にゃんこいっぱいいる
バードケージ、中から見るか、上から見るか。
ということで今回は、フライングメガドームを色々な角度から観てみようという目的で足を運んだのですが、この時期に来ないと草木で観察スポットが遮られてしまいます。寒くても気合でIKEA
この日は家族連れがほとんどで、いずれも長くて5分くらいの滞在時間だったかな。非常にもったいないなあと思いながら、自分は5時間くらい居ました。幸いなことに、この日は12月とは思えない暖かさでとても快適に過ごせました。まさに動物園日和。
早速ドームに入り観察デッキまで進むと、、、
みんな思い思いに暮らしています。
ペリカンの滑空も見られる数少ない場所です。
観察デッキの屋根に上るホオジロカンムリヅル
いきなり自分の真上を飛んできたのでびびった。。。
バードケージの中にサル?
実はここの鳥たちよりも前から住んでいるっていう大先輩。
出入口すぐ横にいるミンゴさん方
よくスルーしちゃってるけどごめんなさいね
ドーム内からなんとお隣の猛獣館を観ることも(見られてる…)。
隠れスポットです。
お次は外側から、、、
観察窓から覗けばクロトキとショウジョウトキが観察しやすい。この時は草木が茂っている夏よりも特に。外側からでも内側からでも、お気に入りのスポットを見つけてみるのもいいんじゃないでしょうか。
また、フライングメガドームでは不定期で鳥たち(主にインカアジサシとモモイロペリカン)にお魚をあげるイベントが開催されます。自分が行くと毎回やってるのだが
これもすごい楽しいですね。お客さんたちに人気のイベントです。
しかし、自分にとって本当の楽しみはこの後。イベント終了後しばらくすると、飼育員さんが観察窓の真下、つまりショウジョウトキとクロトキがよく居る場所に魚を置いていきます。
バサバサ…
おいしいね
君たちさっきお魚食べたよね?
侵略
「「「逃げるんですけど!」」」
なんだかんだ一緒に食べる
和みますね。
ごはんタイムが終わるころにはもう閉園時間がせまっていたので、この日のフライングメガドームはここまで。
様々な角度からドームを観察して、新たな観察スポットや鳥たちの行動を発見できたのは非常に良い収穫だったと思います。双眼鏡も貸し出ししてるみたいなので、次使ってみようかな。
好きな場所は1日居られるので良いですね。年パス使っていくぞぉ
~おまけ~
日本平超動物園のコラボメニューがすごい
星形パプリカが埋め込まれたマッシュポテト、エビチリ、チキンライス、ごま団子とボリューム満点でした。一人で食べるのは結構きつかったけど、大変美味しゅうございました。